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偉人【坂本龍一】さんが残した心に響く名言集39選を徹底紹介

心に刻まれる名曲をいくつも生み出し、「世界のサカモト」と評された音楽家の坂本龍一さんが3月28日この世を去りましたね。71歳でした。

彼の音楽はこれからもずっと、多くの人の心を魅了し続けることでしょうね。どうか安らかにおやすみください。

桃太郎
桃太郎
彼の曲はどれも素敵だけれど、僕はMerry Christmas Mr. Lawrenceがとても好きだったワン!

スカイラー
スカイラー
うん、この曲聴いているとなぜか涙が出てくるんだ。言葉では表現できないんだけど、魂を掴まれる曲というか…

今回は、坂本龍一さんが残した数々の心に響く名言集をご紹介いたします。

【坂本龍一】さんが残した心に響く名言集39選

坂本龍一
坂本龍一
「音楽」が救いと言うのはあまり言いたくないけれど、
そういう役割というのは絶対にありますね、音楽は
坂本龍一
坂本龍一
『ラストエンペラー』の音楽は、東京で1週間、ロンドンで1週間、合わせてわずか2週間という地獄のようなスケジュールの中で書き上げ、録音したものです。ほとんど不眠不休での作業を終えたあとは、過労で入院という、僕としては初めての事態になってしまいました
坂本龍一
坂本龍一
たとえば、一生かかっても僕が会うことがないだろうルーマニアの小さな村のおばちゃんが、たまたま僕の音楽を耳にして、「ああ!」と思ってくれる音楽を作ることができるのか。そこが僕の基準です
坂本龍一
坂本龍一
音楽の学校に真面目に行っている人には申し訳ないけれど、
ほとんどモノにならない(笑)。演奏家や作曲家は違うかもしれないけれど、
例えば音楽の世界のエンジニアなんかで、どこの国でも「うわ、こいつはすごい」って人は、だいたい学校に行ってないんですよね
坂本龍一
坂本龍一
個人のオピニオンを求められない社会。まさに官僚とかがそうなんですけど、むしろ言わないことが是とされるぐらいの社会で。はっきりしたことを言うと煙たがられる。西洋社会はまったく反対で、曖昧だと、『こいつバカなんじゃないか?』って思われる社会なんですよね
坂本龍一
坂本龍一
自分の思い通りに生きたがどうかが大事。長さではない どう生きるかどう死ぬかっていうのは個人が責任を持って選んで下さい
坂本龍一
坂本龍一
その日の体調などで音が変わってくる 手が記憶しているみたいなところがあって 普通は弾きにくい自分の独特な手の動かし方で弾いている
坂本龍一
坂本龍一
ここ数年、日本に帰りたいと思い始めました。
ニューヨークは好きだけど、やっぱり人生の最期は生まれ育った国で迎えたい。
アメリカの白っちゃけた土でなく、日本の真っ黒でふくよかな土に埋められて、
ちゃんと微生物に分解されたいじゃないですか(笑)
坂本龍一
坂本龍一
全然やらなかったもんね勉強なんて。勉強なんて考えたこともなかった
坂本龍一
坂本龍一
曲を作ろうと意気込んだところで、だいたい良い曲は出てこないんです。寝ていて急に浮かんだりする。それをしっかりキャッチできるか
坂本龍一
坂本龍一
練習嫌いの僕が言うと説得力がないかもしれないけど、とにかく好きな音楽を弾くのが一番。好きな音楽だったら、うまくなりたいと一生懸命練習するでしょう。それをきちんと弾けるまで練習を積み重ねる
坂本龍一
坂本龍一
モノをつくっているひとは、つくればつくるほど近視眼的になってしまう。大局的に見るのが難しくなるのは確かだと思います。僕も実際に遠ざかってみますよ。意識的にスピーカーから遠くに立って、音楽に集中しないで聴くように努力します
坂本龍一
坂本龍一
いつも音楽やアートは100年とか150年単位で変化していくのですが、今確実に変わりつつあります。次にどういうものになるかはまだわからなくて、それが2050年頃じゃないかと勝手に思っています
坂本龍一
坂本龍一
映像で語りきれないことを、音楽で語らせる、という方法もある。チャイナタウンという映画は、二人の関係を、音楽でしか語っていないんです。そういう仕事が出来たら本望です
坂本龍一
坂本龍一
息苦しい社会に対しては「引きこもるかアウトローになるか、外国に出るか」が有効な手段だ
坂本龍一
坂本龍一
欧米のいわゆる純音楽以外のミュージシャンで譜面の読み書きができる人は殆どいません。そんなものなくても音楽はできるし、元々なかったものです。音楽自体は何万年もあるけれど、譜面なんてたかだか1000年ちょっとなんです
坂本龍一
坂本龍一
僕は、やるからには常にうまくいくことしか考えていません。小心者というか、石橋を叩いても渡らないタイプだから、そもそも負ける喧嘩はしない。失敗の可能性がちらつくものには近づきません
坂本龍一
坂本龍一
売上を伸ばしてやろうとか、一位になってやろうなんてまったく考えずに作った曲がたまたまヒットしただけ。その前にそんな努力をした時期もあったんですけど、それはぜんぜん実らなかったのにね。あれで逆に、結局僕の場合、そういう努力は無駄なんだなあということを突き付けられました
坂本龍一
坂本龍一
自分でもたくさん曲があるじゃないですか、1000曲以上あるのかな?良いものも悪いものも当然あるんですけど、やっぱり考えて作ったのはダメですね
坂本龍一
坂本龍一
人間には触ることのできるものを持っておきたい欲望がある
坂本龍一
坂本龍一
1曲の中で5%は個人の本当のオリジナル。95%は伝統。自分は5%のおもしろい部分に興味がある
坂本龍一
坂本龍一
今の世の中はダウンロードで音楽を楽しむ層が増えて、CDの存在価値がなくなってきつつある。純粋に音だけあればいいっていう人もいる。一方で人間には物欲もあって、ちゃんと手に取れるものも欲しい。僕もレディオヘッドの豪華版のボックスは持っていたいと思ったしね
坂本龍一
坂本龍一
100年後にも人々に聴かれている音楽をつくること。自分を漱石と比較する気はないけれど、漱石が死んだ年をとっくに過ぎてしまったことに忸怩(じくじ)たる思いがある
坂本龍一
坂本龍一
全体的に感じたのは、いわゆるエレクトロニカ系とか言われる……まあ、その中にもたくさんあるので、ひとつの言葉で括るのは難しいんですけど、ま、そういう傾向のものが、あまり新鮮に聴こえなくなってきたっていうことですかね
坂本龍一
坂本龍一
ぼくは現在友達と言える人はほとんどいないんですよ。あなたがたにこういう質問をされて、初めて考えましたが、多分友達が必要なのは、自分が確立していないからなんだと思います。まず、自分にやることがあれば、時間がもったいなくて、わざわざ友達に会う為に一時間もかけて学校になんか行きませんよね
坂本龍一
坂本龍一
僕は与えられたチャンスには挑んでいったけど、自分の背中を誰かに押してほしいと思ったことはまったくありませんでした。若いときには、たとえ一歳でも年上の人間は全部敵だと思っていて、その人たちの言うことは絶対聞くものかと思って生きてきたからです。それくらいの気概を持っていないと、本当に何もできないのです
坂本龍一
坂本龍一
遊びは結果を求めませんし、プロセス。僕が音楽を作るのもそんなプロセスが面白いから。子供の砂遊びみたいに、何を作ろうとイメージするのではなく、いじっているうちに形になっていく。それが創作であり、僕にとって創作こそ遊びだと思います
坂本龍一
坂本龍一
声を上げる。上げ続ける。あきらめないで、がっかりしないで、根気よく。社会を変えるには結局、それしかないのだと思います
坂本龍一
坂本龍一
甘ったれるなよ
坂本龍一
坂本龍一
よいコンサートほど眠たくなりますよ、必ず。だから、寝られないようなコンサートはダメです
坂本龍一
坂本龍一
オリジナルであるために学び続けろ
坂本龍一
坂本龍一
アナログシンセは、やっぱり耳に心地いいし、パワーもあるし。デジタル系のシンセの音は、芯がないというか、物が鳴ってる感じが、あまりしないんですよね
坂本龍一
坂本龍一
とても反語的なんだけど、アートはお金のあるところでしか発展しない。だから、世の中の必要性などに反して、自分の道を行け。アーティストの条件なんてないし、学校でアートを学ぼうなんて、もうそこからダメ
坂本龍一
坂本龍一
最終的に自分のエゴを乗り越えることが悟りであり、それは死をいかに乗り越えるかということでもある
坂本龍一
坂本龍一
19世紀の初頭に若きベートーベンがいたのに対して、20世紀の初頭には若きドビュッシーがいた。この違いが象徴的です。ドビュッシーの作品は一言で言えば『浮遊する音楽』。騒々しい作品は一つも書いていないのに、とても革命的な作曲家でした
坂本龍一
坂本龍一
いま普通に手に入る音源のなかで、おどろいたことにCDが一番クオリティが高いんですよ。なくなるはずのCDが一番音質がいい。だから買ってラップトップに取り込んでいます
坂本龍一
坂本龍一
自分の居場所なんて、自分で決めればいいんだよ
坂本龍一
坂本龍一
父は僕に、簡単に何かになろうとするなと言ってくれていました。30歳までは遊んでいろと。自分が分かるまでは仕事なんて選べないということだったのでしょう。そして今は僕もそう思うのです
坂本龍一
坂本龍一
ガーシュウィンがパリにわたって、ラヴェル先生のところにいくわけだけど、そこで言われたのが『二流のラヴェルはいらない。お前は俺が書けないものを書いている』って弟子入りを拒否したんだって。いい話だなあと思う